メディアは本当に信じるに足る媒体なのか?
つい最近、サッカー日本代表とアンゴラとの親善試合がありましたが、その前日の中田英寿のコメントがメディアによって大きく違うことには驚かされました。
(日刊スポーツ) - 11月16日9時43分更新の記事
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051116-00000024-nks-spo
中田「1本打って入らなければ、
100本打つしかないでしょう」とシュートへの意識を高める。
欧州組が勢ぞろいする貴重なホーム戦で、W杯に通用する攻撃力を証明する。
(夕刊フジ) - 11月17日17時1分更新の記事
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051117-00000001-ykf-spo
王様・中田英が試合前日に、「1本打っても入らないのなら
100本打っても同じ」と予言した通りの決定力不足を露呈してしまった。
なぜこんなにも、メディアによってかくも中田の発言が異なるのでしょうか。
ここで問題なのはメディアの中田発言から受けた解釈が異なるのではなく
中田の発言した言葉そのものがメディアによって違う点です。
「100本打つしかない」と「100本打っても同じ」はまった違います。
少しだけ注意してみると、メディアの情報操作とも呼べるものがこんなとこにも垣間見れるんですね。
皮肉なことにヤフーの日本代表サッカー情報では、2つの記事が並んでいます。
必ずしも、信用に足るとは思えないメディアを比較して、何が「ホンモノ」に近いのかを見抜く力はやはり重要だなと実感させられました。